3月29日(金)の『金曜日のスマイルたちへ(金スマ)』は「高橋英樹・真麻親子の溺愛と苦悩の日々&結婚秘話」でした。
今までの振り返りVTRが流れたのですが、この中で高橋英樹さんが真麻さんにかけた言葉が心に残ったので書き留めておきたいと思います。
高橋英樹さんが真麻さんにかけた言葉
真麻さんが仕事の厳しさ、仕事の辛さ、人間関係の苦しさが一度に押し寄せてきていたフジテレビアナウンサー時代のこと。
「誰でもいいって言われた仕事しかこない」と腐る真麻さんに英樹さんがかけた言葉。
「誰でもいい仕事こそ、一生懸命やりなさい」
「最初は誰でもいいと思ってお願いした仕事でも、終わったときに真麻に頼んで良かったって思ってもらえたら、じゃあ次は真麻に頼もうってなるから」
自身の経験を基にかけた言葉
真麻さんにかけた言葉は、自身の経験を基にしたものでした。
17歳で日活の若手スター発掘オーディションに合格した英樹さん。
いきなり主演クラスで出演するなど異例のデビューを果たしましたが、実際の現場ではなかなか認めてもらえませんでした。
何度演じても監督からのOKは出ない。
その1シーンのために1日中テストということもあったそうです。
監督から夜中に「目が死んでる!走ってこい」と言われ走ることもあり、日活の撮影所の周りも何週走ったか分からないほど。
理不尽な要求に腐りそうになることもありましたが、必死に走り終えた英樹さんに監督は
「そうだ、その目だ」と声をかけたそうです。
役で感情をこめて演技するのではなく、この人(英樹さん)はヘトヘトになるまで走らせてムキに刺せないと映せないと感じた監督ならではの指導方法だったのかもしれません。
現場に入ってスッと役に入ることのできる人もいますが、できなかった英樹さんは「走ってこい」と言われて走るることで役に入って行ったようです。
この経験から
最初のうちの自分は自分が思っているほどできない。
そのことに対して、努力するか、頑張っているか
注文に対して、どれだけ自分ができているかということを常に思いながら一生懸命やることが次につながることだ
ということを思った英樹さん。
腐らず努力を続けること
誰でもいい仕事が来るという行為が、力をつけるチャンスだから頑張れ!
頑張れば必ず見てる人がいる
とアドバイスしていたそうです。
アドバイスを受けた後の真麻さんは、父・英樹さんの言葉に腐っていた自分を反省しました。
すると、真麻さんの人生がいい方向へと転がり始めました。
どんな小さい仕事でも一生懸命やるようにしていたら、だんだん仕事が増えていったのです。
その後、腐ることはなくなったそう。
「どんなことがあっても 腐ったら終わりだし、腐っている人を使いたくないよね」
という英樹さんの教えを胸に刻んで仕事を続けました。
つらい経験を経て人気者へとなった真麻さんの影には、父・英樹さんの言葉と
真麻さんの努力があったのです。
まとめ
今までさまざまな経験をしている高橋英樹さんの言葉には重みがあります。
華やかなスター生活の影には努力の積み重ねがあったのですね。
真麻さんもアドバイスを基に、きちんと仕事をこなして努力が花開きました。
何事も小さなことの積み重ね。
ひとつひとつ丁寧に積み上げて、前に進んでいこうと思います。
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